ばんえい競馬 レースの流れ

帯広競馬場パドックの後方にある‘馬体検量所’です。馬体重を検量します。発走馬はレースの前に厩舎から厩務員さんに連れてこられます。

 

 

計量器です。 向こう側は厩舎が拡がっています。

 

 

‘馬体検量所’を通った競走馬はここ‘装鞍所’の待機所に入ります。
まだ馬具は装着していませんが、ここに入る馬は次のレースに出走する競走馬です。

 

 

馬具を装着する前に‘獣医委員’により、馬体検査が行われ、出走馬の確認が行われます。

 

 

馬体検査が終わると馬具を装着してパドックに入場します。

(注)2007年4月よりパドックはスタンド前に移設になりました。

 

 

パドックでは厩務員さんに引かれて周回します。

 

 

パドックで周回中に騎手が乗馬します。

 

 

騎手が乗馬して周回したあとパドックを出て行きます。

 

 

パドックから出て行くところです。

 

 

パドックから出たあとは、‘本馬場入場’に向かいます。
その後を厩務員さんはバスでスタート地点に向かいます。

 

 

観客席の前を行進する‘本馬場入場’でスタート地点に向かいます。

 

 

本馬場を行進する騎手

 

 

スタート地点に到着すると待機所の各枠に競走馬を入れます。
待機所に入る競走馬もいれば、レース直前の準備運動である‘返し馬’をしている競走馬もおり、競走馬の性格によってマチマチのようです。

 

 

スタート前に橇を装着しています。

 

 

競走馬をスタートゲートに入れます。

 

 

スタートゲートの後方に平行して細板が埋め込まれています(赤矢印先)
レース距離の200メートルというのは、この細板からゴールまでの距離だそうです。

 

 

スタート時間が近づいてきました。

 

 

スターター台で赤旗が振られスタートが間近です。

 

 

スターター台で赤旗をふる‘発走委員’
発走委員はスタートのやり直しをさせる権限も持ちます。
スタートのやり直しは‘カンパイ’と言います。

 

 

スタートゲートの前方に立つ係員、‘白旗’と言うそうです。
発走委員がカンパイの合図をした時、白旗を振ってレースを止める役目です。

 

 

第一障害を越えます。障害の高さは  1 メートルです。

 

 

第二障害に向かいます。障害の高さは 1,7 メートルです。

 

 

ゴールです。ばんえい競馬のゴールは画像内の赤線下を橇の最後部が通過したときです。

 

 

ゴールした競走馬は一息いれたあと、競争コースと平行して走るトロッコまで橇を引き、ここで橇を外します。

 

 

橇はトロッコでスタート地点に運ばれます。

 

 

レースを終えた競走馬は厩務員さんに引かれて厩舎に帰ります。

こういう流れで一日に12レースが繰り返されています。
競馬法では一日最大12レースまでと決められているそうです。