第1回灯台スタンプラリーTOP制覇者のページ

 

 

ラリー期間  平成12年05月12日(金)から
 平成12年10月15日(日)まで

 

スタンプラリーの概要

  ラリー期間中に北海道内にある灯台二十カ所のスタンプを集めた人に
  認定書と記念品が贈られるスタンプラリーです。

主催・問い合わせ

  第一管区海上保安本部 灯台部 監理課    

 


ラリーは終了して、結果が発表されました。なんと1200人もの完全制覇者が出るとは。
あの日、早起きして、良かった。 (^O^)  二番目の制覇者とは一日違い ^^;  
彼も一番乗りをねらった一人だと思う。 二人を分けたのは走行中の睡眠時間の差だったのかも。
ここを訪れた、制覇者のかた、旅の苦労話と情報の交換をしませんか。

結果→ http://www.kaiho.mlit.go.jp/01kanku/stamp_r/congratulation2.html#top30

                                          (2000/12/03 記す)


昨日、海上保安庁のHPを見ると、今年もラリーを開催すると言う。
今日までアナウンスが無かったので、てっきり一回きりのイベントで
終わるんだなと思っていた (-_-;)
昨年の制覇者としては少し寂しかったのだが、今年も開催と言う。
迷っている。去年とコースが少し変わったので再び参加したいのだが、
期間初日が今月の20日とある。この日は金曜日で旗日でそれも海の日
ではないか。3連休だし、有給を付ければ誰でも充分 完走は可能と言う事で
トップ争いは去年とは比べ物にならないくらい熾烈になるかもね。
これを機に毎年参加というのも悪くないよね。それを考えているのだ。
今年の順位は低くても、第1回目のトップ制覇者ということで、自分の
シチュエーションは不動のものだし、(^^ゞ のんびり走って、参加回数の
記録をねらうという手もあるぞ。
しかしだ、去年と違い、真夏でかなり暑いし、道の駅はどこも溢れているはず。
でも、2連覇となれば、話題性も大きいぞ、なんてやっぱり参加するのであれば
トップを狙いたいよな。

                                    2001/07/01記す

 


          海上保安の日制定記念

                 第一回 灯台スタンプラリー 参加記録 
                                   in 2000/5/13〜16
                                   by motofasi

 

   表1 旅程

旅程 時刻 走行メーター(Km) 給油(L) 備考
5月13日(土曜日)       (一日中、雨)
旅立ち(帯広) 07:00    
給油 07:30    
@釧路崎灯台着 11:32      
給油   189 12.6  
A花咲灯台着 14:15      
B納沙布岬灯台着 14:55      
根室駅出発 15:53 391    
給油     12  
C能取岬灯台着 20:01      
紋別道の駅着 22:25 739   コタツムリ(*注1)
5月14日(日曜日)       (雨)
紋別道の駅発 06:10      
D紋別灯台着 06:30 883    
給油(浜頓別) 08:33   30  
E宗谷岬灯台着 09:45 955    
オイル交換(稚内) 10:50 986   20分で完了
F稚内灯台着 11:25     *注2
G金毘羅岬灯台着 13:32 1115    
美瑛駅着 17:40 1332    
給油 17:45   28:3  
H美瑛デッカ局着 17:58 1336    
美瑛7.11発 18:31 1339    
I石狩灯台着 22:15 1530    
J日和山灯台着 23:50 1582    
余市道の駅着 01:10 1611   コタツムリ
5月15日(月曜日)       (雨)
余市発 05:15      
K積丹出岬灯台着 06:16 1656    
神威岬ゲート前着 06:53 1674   *注3
L神威岬灯台着 07:18 1676    
神威岬発 07:50      
給油(岩内) 09:04 1733 24.3  
M弁慶岬灯台着 10:02 1783    
N鴎島灯台着 13:38 1945   *注4
鴎島発 14:00      
O恵山岬灯台着 17:20 2100    
給油(椴法華) 17:47 2107 24.2  
砂原温泉入浴 19:50 2181   500円
温泉発 20:30      
虻田着 22:55 2309   コタツムリ
5月16日(火曜日)       (曇りのち晴れ)
虻田発 05:00     *注5
Pチキウ岬灯台着 05:57 2374    
Q静内灯台着 10:00 2550    
給油(浦河) 10:55 2596 26.5  
R襟裳岬灯台着 12:01 2656    
S十勝太ロラン着 15:15 2814    
帯広郵便局着 16:45     速達390円
台帳投函 17:10      
給油(帯広) 17:42 2876 14.5  
         
         

 

 

上の旅程表を見ると、睡眠時間が少ないな ^_^;
でも、私はコタツムリ族なので、車の中は足を伸ばして寝れるだけの充分なまっ平らな床を確保できていますので、ぐっすり熟睡することができます。

良く見かける車の中でイスを後方に倒して寝るのとは根本的に違います。

 

 

(*注1) 北海道では(他の地域は知りませんが (^^ゞ )バイクの旅行者を
「ライダー」あるいは「ミツバチ族」と呼び、自転車での旅行者は
「チャリダー」と呼ばれ、徒歩での旅行者を尊敬と驚きの意味から
「徒歩だ!」から語呂合わせで「トホダー」と称されています。
ちなみに鉄道での旅行者は全国的に「鉄チャン」と自称しています。
しかるに、道の駅が開店?してから急増した普通車の中で
寝泊りしながらの旅行者にはまだ正式名称?がありません。
苦し紛れに「車中泊」を使うことが多いのですが、これは鉄道の
イメージが強いですよね、(-.-)
そこで私が名付け親になりたくて、付けたのが「コタツムリ」です。
コタツとカタツムリを賭け合わせたのですが、快適な宿を背負って
ノラリクラリと動いている姿に合ってませんか。
コタツムリは以前に違う意味で使われていたこともありましたが、
著作権?を無視して使わせてもらいます。(^^ゞ
「なるほど!」と合点していただき、この言葉を使って
広めていただければ感謝致します。
(*注2) 稚内灯台に着いたのですが、キーワードを書いた案内紙を
見つけられず、近くのお土産屋さんの「秋川水産」で
「来た事を」証明してもらいました。(下方に画像を表示)
(*注3) 神威岬灯台に通じる駐車場に入る道にはゲートがあって
PMから7AMまではシッカリ (^^ゞ とカギが掛かってます。
ゲートから駐車場まできつい坂道が1.5Km続き、さらに灯台まで
歩いて20分掛かります。
ここに駐車場を造るときに、漁業者がウニなどの密漁を
心配してそういう取り決めになったんですって、さ。
(*注4) 鴎島灯台に通じる石段の途中にカラスの巣があって
挙動不審?な人は頭を突つかれるぞ 
(^^ゞ
(*注5) 有珠山の噴火の影響でR37は夜間通行止めになっています。
   

 

 

   表2 旅費

  食費(円) ガソリン(円) 雑費(円)
一日目 1083 2521 1289 4893
二日目 759 6223   6982
三日目 770 5115 500 6385
四日目 597 4201 495 5293
3209 18060 2284 23553

 

 

   表3 距離補正 (*注)

  標識距離(Km) 車載メーター(Km) 補正値
一回目測定 50.0 55.2 1.10
二回目測定 56.0 62.0 1.10
三回目測定 35.0 38.6 1.10

 

(*注) 車ごとのメーターの誤差を修正します。
距離補正は国道の距離標識を利用して10Km以上を3回測定してその平均を求めます。
距離標識は1Kmあるいは500mごとにあります。

 

   表4 記録

   
完走時間(*注1) 72時間43分
完走距離(*注2) 2615Km (補正後)
消費ガソリン量 172.4 リットル
燃費 (*注3) 15.16 Km/L 
総費用 23553 円
   

 

(*注1) 居住地によるハンディをなくすため、最初のアクセス灯台着時刻から
最後のアクセス灯台着時刻までを計算しました。
(*注2) 灯台スタンプラリーのために費やした距離です。
(*注3) 車のスペック?はダイハツ アトレーバン(550cc)です。
ちなみに今回のラリーの途中でメーターが一回転(10万Km)
しました。もうよたってます (^^ゞ

 

   写真集

 

  ラリー最後の十勝太ロランで、記念に
職員の方たちと取りました。
  キーワードが書かれた案内紙を見つけられな
かった稚内灯台の証拠写真です。
やっぱり、どこにも見当たらないよね (ーー;)
  稚内灯台の訪問証明に代えました。
  私の相棒です。この写真は室蘭の
白鳥大橋開通式に並んだ時の
ものです。ちなみに私は15番目
でした。15番目まで、「白鳥大橋渡橋記念」
とロゴの入った写真が配布されました。
ラッキー (^^ゞ
     
     

 

終わりに

5月13日の早朝5AM頃、インターネットで北海道新聞を見ていたら
灯台スタンプラリー開幕と言う記事を見つけ、自称「旅者マニア」として
見過ごすことは出来ず、5分くらい考えたかな (^^ゞ
バッグに着替え等を詰め込んでいました。
とにかく、一番乗りが目標でしたから、道中、飲まず食わずで走りました。
深夜に訪れた灯台もあり、人気も全く無く心細さは大変なものでした。
しかし、萎える心を奮い立たせてなんとか凌いで来たというのが事実です。
道にも迷いに迷いました。ほとんどの灯台には国道からの案内標識は
ありませんでしたし、事前情報の収集がいかに大切かをもう何度も
身に沁みてるはずなのですが。
そんな時、心強かったのが24時間営業のコンビニです。
おそらく、深夜に気軽に道を尋ねることが出きるのは他には無いでしょうね。
コンビニさん、ありがとう。ずいぶん助かりました。

「第一回目」さらに「旅物」とくれば、その上、「北海道」と並ばれると
よそ者(道外者の人です。(^^ゞ )に渡すわけには行かない。(ーー;)
北海道はオレが守る (^^ゞ と言う一念で駈け抜けていきました。
こんなアホな使命感を感じている私を人になんと言われようと
自分では満足しているんですよ。

最後にこの企画を主催して頂いている関係者の方々に心より感謝を
申し上げます。おかげさまでまた一つ冥土の土産が(^^ゞ 出来ました。
17日に一番を認定したというメールを頂きました。
一日遅れのスタートだったので100%の自信は無かったのですが、
ありがとうございました。
いつの日か全国版ができたらどうしょうかな (ーー;)

事故にも遭わず、無事に帰れたことに感謝します。

ありがとうございました。 2000/5/18 記す。