当HP管理人が気にする観光話題特選

 

 

どうする? 青天の霹靂!! 大阪天保山

 


世の中は予想だにしないことが起きる。
先の東日本大震災もそう。
そしてその時、消滅したと伝えられた「仙台 日和山」もそう、になった。
なんと正真正銘日本最低の山となって復活を遂げたのだ。
事情が事情だけにお祝い気分は微塵もないが、それでも話題性まで否定することはないと思う。

旅の足跡証明書普及協会としてはすでにお別れを済ませていたのだけどね。
http://www.youtube.com/watch?v=JkvjQq8GP4A


近日までその地位にあった「大阪天保山」はどうする?
ここは18年前にその日和山から「日本一」の地位を無血?で委譲されたのだから
今度はそれを黙って返上するのが大人の対応?
今後の推移を静かに見守っていきたいと思います。

さて、その時、天保山を飾る枕詞は何が相応しいだろう。
日和山がそうだった「元祖」は使えない。
「元」では多少インパクトが足りないかな。
「前」では・・・・・・。 ウ〜ン、困った (^_^;)


参考にこの辺も読んで見てください。


                             2014年(平成26)年04月10日

 

 

日本本土はどこ??

 

当会では、長崎県佐世保市が発行開始した「日本本土四極踏破証明書」を
ご紹介させていただいたばかりですが、
この「日本本土」とはどこをさす?

日本本土が主要4大島をさすのなら、日本本土以外は何と呼ぶ?

佐世保市では「北海道・本州・四国・九州の4大列島を本土と定義して証明書を発行しています」とのこと。
「日本本土」とは定義が必要な程、曖昧な単語だったんですね ^_^;

日本本土最南端佐多岬を有する南大隅町が‘佐多岬到着証明書’を発行する際に
「九州本島最南端」と表記したためその理由を尋ねてみました。
佐多岬 到着証明書

「以前は『本土最南端』との表記をしていましたが、奄美大島等の『島』があるため
差別表示になるとの指摘があったため、現在は町の発行物は『九州本島最南端』として
表示させて頂いています」

との返答をいただいています。

この『九州本島最南端』の「本島」が良くて、『日本本土』の「本土」は
いけないというのはその差は何なのかという疑問が当然出てきますよね。

差別する意識はなくても差別と感じる人がいるということでしょうか。
北海道人は、本州のことを「内地」と良く言います。
それでいて自ずから住む地を「外地」とは表現しませんし、「内地」という言葉には
ある趣の憧れを込めて使っているように思います。

島々に住む人々が本土表記を差別表示と感じるのは過剰反応なのでしょうか。
今は方言差別もみあたらず、かえって方言を有益な武器として使っています。

「本土」と聞くと戦時中の「本土決戦」とか浮かびます。
その時の島々の人々が本土の防波堤にされたという想いが今も残る?

                             2011年(平成23)年03月05日

 

 

九州最西端はどちら?

 

先月の始めにメールを頂きました。
要約すると九州最西端は平戸島ではだめでしょうか?
というもの。

これは「日本一周の定義」でタッチポイントを
「神崎鼻(長崎県)」にしていることに対しての疑問です。
当会としては、ご本人様が納得されるのならどちらでも良いですよと
前置きした上で当会の考えをお伝えしました。

ご存知のように平戸島は「平戸大橋」で九州本土と結ばれています。
「橋で繋がっていれば一体とする」となれば、
四国の最北端はどこになるでしょうか?
四国は「瀬戸大橋」で本州と繋がっていますので簡単に答えは出てきませんね。
「瀬戸大橋」と「平戸大橋」ではその長さが違い過ぎるというご意見もあるでしょう。
では、橋の長さはいくらまでなら「一体」とするのか という難問が生じます。

定義というのは変数が少なくシンプルなものが最良だと思われます。
これらのことより、当会では九州最西端を「神崎鼻(長崎県)」としています。
改めて申し上げますが、ご本人様が納得されるならばどちらでも構いません。

 

参照URL
日本一周の定義

                             2010年(平成22)年07月10日

 

 

コタツムリ族 から カタツムリ族へ

 

ワンボックス車系の車内で寝泊まりしながらの旅を「コタツムリ族」と名付けたのは2000年(平成12年)5月でした。

私の旅のスタイルは「タツムリ族」と紹介してからすでに10年が経ちますが、いまだ巷に「タツムリ族」は認識されておらず、他のネーミングも思慮していたのですが、ピッタリが見つかりません。

10年目を境に「タツムリ族」を「タツムリ族」に変更しようかなと思い立ちました。
に替えただけなのですが、ひねりを入れず、素直にカタツムリのほうが良いかも!

タツムリ族」を捨て切る訳ではありませんが、今後は「タツムリ族」に重しを置いていきます。

タツムリ族」とは
ワンボックス車系の車内で寝泊まりをしながら旅を続けている旅人のこと。

快適な宿を背負ってノラリクラリと動いている姿に合っていませんか。なお、カタツムリ族はミツバチ族と親戚関係にあります。

 

     カタツムリ族のキャッチフレーズは

          止まったとこが宿(やど)

     ミツバチ族のキャッチフレーズは

          花から花へ

 

参照URL
./bosyuu.html

./purofil2.html




                              2009年(平成21)年12月25日

 

 

北海道最西端はどこ?


気になる観光話題選の更新が一年以上もとどこおってしまいました。
別に寝ていたわけではないのですが ^_^;

 

とあるご依頼がありました。
そしてそのご依頼により、ここ数年、私の脳の奥深くに沈殿していた問題が現実味を帯びて息を吹き返したのでした。
その問題とは!

北海道最西端はどこ?

定説は皆さんご存知の「尾花岬」となっています。
しかし、下記は国土地理院のサイトなのですが

http://watchizu.gsi.go.jp/index.aspx


↓ 尾花岬の二万五千分の一地形図
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=63393650

「尾花岬」の上に「舟隠」があり、どうみても舟隠のほうが一歩西に出ているのでは?
もちろん、地図が正確に上=北という前提ではあるのですが。
せたな町の観光課に尋ねてもみたのですが、あいまいさが残る回答でした。

どなたか明確な回答を持って私を安らかに眠らせていただけませんか (^_^.)

どの道どっちにしろ、陸路でたどれる場所ではないので
何らかの影響がある訳でもないのですが、やはり気になる話題でもあるのでした。




                               平成19年04月25日

 

 

移住の前にロングスティはいかが?

観光に生き残りを掛ける北海道だそうで
重点政策は移住促進とのこと。
今後の団塊世代の大量退職組みをターゲットにしているらしい。

退職者が今まで築いた人間関係を捨ててまで北海道に移住するには、確固たる移住目的がないのなら無理でしょう。
退職者にとって北海道は旅行する地であって、移住する地にはなりえないと思いますよ (^_^;)

ロングスティというのがあります。
気になる町に短期間滞在して観光したり、飲食したり、ドライブしたり、その町の図書館に行ったりしながら、一週間から一月くらい自炊しながら滞在する観光型のことです。

この自炊設備完備というのが肝要で
ホテル住まいではその地域の生の生活事情は判らないし、経費がかかりすぎます。

滞在先として空き民家等を整備して供用すると一石何鳥にもなるのではないだろうか。
移住組みもまず、ロングスティして見てから決断するとうパターンもありだと思う。


いきなり移住促進を全面に出すより、このロングスティを足掛かりにしたほうが、退職組みにはソフトに聞こえるのではないでしょうか。



                                                             平成17年11月17日

 

 

平成の国盗り物語パート2   アイヌの墓標

愛知県美浜町と南知多町の法定合併協議会は27日、新しい市の名称を「南セントレア市」とすることを全会一致で決めた。新市北隣の同県常滑市沖に2月17日開港する中部国際空港の愛称「セントレア」にあやかった。


秋田県能代市と周辺6町村が合併後の新市名を「白神市」と決めた問題で、能代市などでつくる法定合併協議会は28日、新市名をめぐる対立から法定協の解散を全会一致で承認、白神市の“消滅”が決まった。


山梨県の塩山市、勝沼町、大和村は昨年12月、新市名を「甲州市」に決めた


伊豆長岡町など3町の合併で「伊豆の国市」がお目見えし、南隣にできた「伊豆市」とかち合う。西伊豆町と賀茂村の合併で新「西伊豆町」ができ、既存の「東伊豆町」「南伊豆町」とともに5つの「伊豆」が並ぶ。


茨城県では、「常陸太田市」の隣に、大宮町など5町村が合併して「常陸大宮市」ができた。栃木県では、「那須町」に加え、「那須塩原市」が今月誕生、「那須烏山市」ができる予定


埼玉県の上福岡市と大井町は、公募で6割を占めた「ふじみ野市」を新市名に決めたが、隣接する富士見市の市長は「ふじみ野市」を使わないよう求める要望書を出した。


沖縄で誕生予定の「宮古市」には、岩手県宮古市が反発し、名称決定の理由や経緯を問う質問状を出した。


参照元 読売新聞 他



                         

当HP管理人の感想


全国で自治体の合併が進行しているが、合併後の自治体名を巡ってのトラブルで破談になるケースが目立っている。特に対等合併の場合、長年親しんで来た自治体名を簡単に捨てるには住民の葛藤が生じる事は当然の成り行きと言うものだろう。

内地では万葉まで遡る地名を無くす事への抵抗感は想像以上のものがあり、それを自分達の世代で変えてしまって良いのかと自問自答の民も少なくないとか。

かえて和人の古い歴史を持たない北海道の場合は、自治体名・地名はアイヌの言葉が語源になっている事は誰もが知るところであり、そこにはアイヌの墓標が埋め込まれている。文字を持たなかったアイヌ文化は語りで伝わり、その終着が結果的に北海道の地名となってしまった。アイヌの文化が平和で楽しいものだったという神謡集をそのまま飲み込むことは出来ないが、和人が現れるまでは、それなりの和平が保たれていたのだろう。

その経緯に想いを巡らせる時、道産子はアイヌの墓標をどう扱うべきなのだろう。


 

 

北海道をコタツムリ族のメッカにしよう!

北海道観光「花」でPR

道は観光客の減少傾向に歯止めをかけるため、2006年度にテーマを「花」に絞り込んだ観光キャンペーンを全国で展開する。

キャンペーンに先だって、05年度には隠れた「花の名勝地」の掘り起こしなども行う。

参照元 北海道新聞


花 見たさだけで観光客が海を超えて(道外客も)来てくれるだろうか。
以前の横道知事時代の花博覧会が残したものは借金だけだったのに。



私のアイデアを一つ。

北海道をコタツムリ族のメッカにしよう

コタツムリ族とは普通のワンボックス車を少々改造(後部座席を外して横になりやすいようにした程度)して車中泊を重ねながら旅行する旅の型です。退職後の余りある時間を使ってのんびり国内を巡り歩くというのも一つのイメージになります。


宿に縛られない旅がいかに快適で自由の満喫感を得られるか、
朝に自分で針路を決め、夕に疲れたらその場が宿となるお気楽さ。
一度経験するとやみ付きになります。
コタツムリ族はリピーターに一番なりやすいのです。

本州には無い、広い道路、少ない交通量、そして「道の駅」、
これら快適なドライブに欠かせない要素が整っているのは北海道だけ。


気ままな温泉巡りで心も温まり、、
その土地の名物を地元で味わうも良し、
見知らぬ土地でスーパーでの買い物もまた楽し。



北海道をリピーターのコタツムリ族のメッカにしよう!




                                        2005年01月23日

 

 

ごめんなさい

今年もあなたの「ごめんなさい」を募集します−。

高知県南国市の後免町(ごめんまち)で、言いそびれた「ごめん」をはがきで告白するコンクールが、昨年度(2004年)に引き続き行われる。


当HP管理人の感想

高知県南国市の後免町(ごめんまち)といえば、後免駅の隣の駅を「ありがとう駅」に改名して話題を得た前科?があるところです。

しかし、当管理人が話したいのは、当地元の帯広市のことです。
一昔前、帯広市では「ごめんなさいシリーズ」と名打った観光誘致用のポスターを製作しました。
「緑ばかりで、ごめんなさい。」
「青空ばかりで、ごめんなさい。」
「おいしいものばかりで、ごめんなさい。」

・・・・・・・・・・・・・
シリーズとは言っても、わずか3部3年で幕となりました。

4年目のコピーが思い付かなかったのか、
他の不都合が生じたのかは、定かではありませんが、
今も続いていれば、それだけで毎年話題を取ることができたものを。

それを思うに付け残念な気持ちと惜しい気持ちが重なります。

継続は力、なんですよね。


え? いえ、私はただちょっと、「ごめんなさい」の元祖は帯広市だったということをどこか心の隅にでも置かせて頂ければなと思っただけなんです。


                                        2004年12月05日

 

 

新渡戸稲造国際空港ってどこ? に? ある? の?

旧札幌農学校出身で、道内に多くの足跡を残した新渡戸稲造を研究する市民グループ「北海道遠友夜会」(縄田圭一代表世話人)は、新千歳空港を「新渡戸稲造国際空港」とする改名運動に乗り出す。

当HP管理人の感想


気持ちも意気込みも理解できます。でもこれが二番煎じではなかったのなら良かったのに。

高知空港の愛称を坂本竜馬にちなんだ「高知・竜馬空港」にしようと、署名活動を続けていた「愛称『高知・竜馬空港』を実現する会」が、約6万4000人の署名を橋本大二郎知事に提出したのは、平成15年4月21日でした。こちらはめでたしめでたしでした。

高知空港はイメージ的にはマイナーだったので、呼称(愛称)をビッグネームの坂本竜馬にすげ替えてもそれなりのイメージアップが見込めた良い例でしたが、かたや、高知空港よりはメジャーな新千歳空港を新渡戸稲造空港に変えるほどのインパクトが見込めるかどうか。

新渡戸稲造の偉大な業績を後世に伝えたいとの思いもあるようですが、お手並み拝見と決め込みました。(^^ゞ


地元ネタで恐縮ですが、我が「十勝空港」もつい最近、「十勝帯広空港」と改名したのですが、それによって乗降客が増えたとはまだ耳に届いていませんです (^_^;)


北海道知床半島の空の玄関口、「中標津空港」の通称に「知床」を入れるように中標津町観光協会が航空会社に働きかけています。世界遺産に登録後を見据えての処置なのでしょうが、肝心の登録のほうが・・・・・・・・。(あやしくなった?)



空港名変更に伴なう経費は?

地方空港の場合、航空会社の負担費用は数千万円。航空会社のネットワークシステムの交換や、関連空港の表示パネルを取り換えるためとのこと。
高知竜馬空港の場合、県の支出は約700万円をかけてターミナルビルの看板を「高知龍馬空港」に変え、さらに道路標識などを順次変更するとの事で、最終的にいくらかかるのやら (^_^;)

空港名変更って簡単?

空港名には国土交通省に登録する正式名称と、各航空会社が使用する通称があり、空港の正式名称は空港整備法で決められているため変更は難しいが、愛称を使うことに国の承認は要らないという。

                                          2004年11月23日

 

 

コアな知識を認定する資格はいかが?

「京都・観光文化検定試験」         京都商工会議所」

「日本の祭り検定」             社団法人日本イベント産業振興協会

「泡盛マイスター」資格認定         沖縄県「泡盛マイスター協会」

「十勝ワインバイザー」資格制度を創設    北海道池田町ブドウ・ブドウ酒研究所

「札幌シティガイド検定」の創設       札幌商工会議所

「なまはげ伝道士」認定制度         秋田県男鹿市観光協会
当HP管理人の感想


どこの自治体も話題造りと観光客の誘致に血眼になっている。
観光客を呼んで地元を潤すという考えはどこか他力本願の感が否めなず、実力で勝負しろよと言いたいが背に腹は替えらじ。工場誘致等は期待できない‘へき地県’は観光にワラをもすがる思いなのだろう。これらのユニークな資格、最初の数年は話題性もあって注目されるだろう。もちろん、こんな楽しい資格検定は自分的には大賛成であり、なんでもやってみる事が大切ですが、出来る事なら、その資格があれば何が嬉しいの? の一文の追加をお願いできますでしょうか。そこが確定していなければ、先が続かないと思うのですが。

追伸
これらの試験の受験者は、当初の予定よりはるかに多いそうな。

                                        2004年10月30日

 

 

2番煎じYOSAKOIまつり

YOSAKOIまつり中止 7回目で初めて 仙台

まつりは高知生まれの「よさこい」を東北風にアレンジ。今年は全国110市町村から220チーム7500人が参加し、観客は昨年を10万人上回る80万人を見込んでいた。


参照元記事 東北ニュース - 10月9日(土)14時32分

当HP管理人の感想


エッ、YOSAKOIまつりって、札幌だけで開催されているのでは無かったの?
知らんかった (-_-;)
仙台では七回目と言うから、いまさら何を、この情報遅刻者が! と言われるかな。

確か、YOSAKOIまつりは札幌の大学生が「なんとかかんとか」で始めたものがおおごとになったという話しを聞いたことがあるぞ。しかし、ネットで検索するとすでに全国各地に飛び火して燃えているらしい。

やだナー、こんなの、パクリみたいでさ。
一番最初の創始者が、どれほど苦労したか。それに比べれば2番煎じ以下は楽なもんさ。なにせ見本があるのだから、それをたどればいい。‘2番煎じ以下同群YOSAKOIまつり’の優勝者は、札幌に集結して本家に敬意を表する位の気持ちが欲しいぞ。

                                        2004年10月10日

 

 

本州四端踏破ラリーの実施

目 的  
本州四端の交流活性化のため、踏破ラリーを実施し、本州四端踏破証明書を作成・発行する。  

内 容  
本州四端のまち(宮古市、下関市、串本町、大間町)のすべてを訪れた方に、本州四端踏破証明書を交付するとともに、本州四端オリジナルグッズを贈呈いたします。

参照記事

当HP管理人の感想


ラリーと聞いて、真っ先に思い出したのが2000年5月に北海道を舞台に開催された「第1回灯台スタンプラリー」。とにかく何がなんでも絶対‘一番’を死守、約2600kmを走り抜き、見事、目標達成した時は腰痛の痛みが吹き出して2日間寝込んだ事を告白すのはこれが最初です (^_^;)


そして、今度の「本州四端踏破ラリー」の実施。放浪の魂がしみだし、胸が熱くなりました。
これから青森に渡って下関まで走ろうか! しかし、持病の腰痛と相談すると無理無理、止めとけ、もう若くないぞ・・・・ (-_-;)  ここ数年、徐々に悪化する腰廻りのしびれで長時間の運転にも難儀している現実、諦めるしかないのか?




何回も実施要領を読み返しました。↓
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/seisaku/koho/press/2004/2004_10/rari-.htm



25回目(数えてないけど)の時、フッと気がつきました。
アリッ! 到達証明する写真に対しては賞味期限の明記がないではないか!
しめた! こう見えても私は、そろばん3級 (関係ないと思うけど ^_^; )
4端はとっくに制覇済みなので、アルバムから写真を引きずり出して見たのだが。
ない、無い、ニャイ、一応4端の写真は揃えることが出来たけど、まっとーな写真が無い!

まッ、いいっか! 有効か無効か知らんけど、とにかく送って判断はまかせるとしよう (^^ゞ


「本州四端踏破ラリー」で踏破証明書を出す企画は本当に楽しそう。



少し、似た感じで稚内市と石垣市の端都市訪問企画が実施されています。↓
http://www.yaeyama.or.jp/wakkanai-city.htm


こんなものも見付けました。全国伝統地名(旧国名)日本三十六次スタンプラリー↓
http://www.oldname.jp/stamp/



今後もこう言う企画が出来たら「旅の足跡証明書」も繁盛するんだけどな ^_^;

                                        2004年10月08日

 

 

今、何故、「昭和」なの?

昭和30年代の「街」再現 商工会議所、市が構想−−帯広市

史料館として「開校」、昭和を再現 99年の歴史閉じた双葉小−−喜茂別町

昭和30、40年代のコーナー 小樽の運河プラザ−−小樽市

「昭和」手づくりで再現 別海のホテルがテーマパーク−−別海町

当HP管理人の感想


キーワードは共通していて ‘郷愁’、‘なつかし’が並んでいる。隠れたキーワードは 昨今の‘癒し’なのかも知れないが。

誰もが貧しかったけれども、希望に満ち、何かわくわくする期待を持たせてくれた昭和の3、40年代。それに比べ、テロ、イラク、人間不信、自然災害、そして凶悪犯罪の日常化、と現在の日本には不安定な要素ばかりが目についてしまう。

‘あの頃は良かった’ とは、いつの時代に生きた人も持つ感慨なのだろう。
平成も16を数え、昭和は遠くになりつつというよりは、もはや歴史の中に足を入れようとしている。

昭和は良かった! という平成に生きる旅人はどこにカジを切ろうとしているのだろう。

                                        2004年9月17日

 

 

東札幌」にみる平成の国盗り物語 哀話編

空知管内の栗山、南幌、由仁三町でつくる法定合併協議会が、合併後の新市名を「東さっぽろ」と決めたことについて、“本家”ともいうべき白石区東札幌地区では困惑が広がっている。東札幌町内会連合会は「東さっぽろ」を使用しないよう求める要望書を同協議会に提出、住民からも「紛らわしい」との声が上がっている。

                           参照記事 2004年7月25日付け北海道新聞

当HP管理人の感想


平成の大合併の大合唱の元、日本全国で自治体同士のお見合い話しが進んでいます。
しかし、結納の手前で破綻するカップルも多く、我が帯広市も、どちらの姓を名乗るかとの家同士の確執で破談となってしまったが、別の縁談話が帯広市には現在進行中です。

空知管内の栗山、南幌、由仁三町は、合併がまだ正式に決定していないにも関わらず、新市名を先行決定しました。あまりにも巨大なブランド「札幌」のおこぼれにあり付こうという魂胆が見え見えで、現行自治体の存続と発展を掛けた平成の国盗り物語には、今日もまた新しい哀話のページが追加されていくのだ。

先般、‘知床’の地名盗りで話題に上がった「中標津」「羅臼」の合併、そしてこの「栗山」「南幌」「由仁」の合併設計図はいずれも飛び地合併になっており、数年後の日本道路地図は虫食い状態になることが予想されます。

 

 

日本一の最低論争 再燃!(するかも^_^;)

札幌市が一九八二年から造成してきた東区のモエレ沼公園内の「モエレ山」が、国土地理院によって「山」と認定(地図に記載されること)されました、という地方紙に載ったたわいもない一記事から、この物語は起こし始めなくてはなりません (ーー;)

そこには、今後の天地動転のエネルギーが含まれている事に気付いた読者はいたのだろうか? (大げさなんだから ^_^;)

明らかに人為的に積み上げられ、さらに完成前から「山」と認定(地図に記載されること)される事を目標とした‘盛り上り’は、「モエレ山」が史上初となると思われます。

現時点で4山が「低山日本一」を主張していますが、今後の動向次第では彼等の地位も風前のともし火となる日が近いのかもしれません。

そこで当HP管理人が感ずる疑問を国土地理院に向けて見ました。
以下が質問メールとその回答です。

前後の経緯が不明の方はこのページの最後をご覧下さい


2004年06月24日 質問メール送信

こんにちは  地図について質問させていただきます。
昨日の北海道新聞に、「札幌市が一九八二年から造成してきた東区のモエレ沼公園内 の「モエレ山」が、目標の標高五○メートルに達し、このほど国土地理院の電子版地 形図に記載された。今後発行される二万五千分の一の地形図にも記載される」との記 事がありました。

以前に徳島の弁天山が、「山」として認定された際のセレモニーがテレビで紹介され ていましたが、その時、国土地理院の話しとして、国土地理院発行の地形図に山とし て載るには、

「地元で呼んでいること」、
「自治体でその名称を公式に使用している こと」、
「その山の名称を記載することが妥当なこと」、以上3条件が必要と話して いました。

その条件に照らすと、今回の「モエレ山」は該当しないと思うのですが、3条件の中 の先の2点は、地元で今後呼ぶ、その名称を今後公式に使用する、と読み替えても良 いのでしょうか。 つまり、土砂等を積み上げて整備して、山と申請すれば、地図に載せてもらえるとい うことになるのでしょうか。

このように、明治以降に明らかに人為的に積み上げた盛り上りを、山と認定された (地図に記載された)事は、他にもあるのでしょうか。

なお、「モエレ山」の件に関して異議を唱えるものではなく、今後の参考のための質 問ですので、頂けた回答は私のHPで紹介させていただきます。宜しくお願いいたし ます。

参照URL
./benten.html

HP
旅足

メール ****************
帯広市 旅の足跡証明書普及会 本橋 りょう"


2004年07月13日 回答受信

 本橋 りょう 様

大変遅くなりました。
担当部署から回答届きましたので、お送り致します。

測図部    2004.7.12

札幌市モエレ山についての質問も回答。

  国土地理院の地形図に表示する地名については、関係する市町村からご確認を
いただき表示しています。
  モエレ山につきましても、札幌市から確認をいただき、また地形図を利用する
上で好目標となる点も考慮して表示しました。
 なお、モエレ山と造成過程は異なると思いますが、仙台市宮城野区の日和山は
明治時代に人工的に造られたとされています。

このお答えでよろしいでしょうか?
よろしくお願い致します。


国土交通省 国土地理院 
総務部 広報広聴室
** **(*******)

ホームページ http://www.gsi.go.jp/


当HP管理人の感想

未だ、解決のメドさえ立たぬ「日本一の最低論争」。
このまま、みんなで「けんけんがくがく」するのも楽しいし、あえて、‘山の定義’とはなんぞやなんてヤボなことを問い詰める気もありませんが、それでも、頂けた回答には消化不良の感が否めません。そこで、もう1度だけ、再質問メールを送信します。それで解決できなければ、あとは次代の英知に任せるつもりです。(そういう問題か? (^_^;))


2004年07月14日 再質問メール送信

** ** 様
回答メール受け取りました。ありがとうございました。

すこし疑問点が残りますので再質問させていただきます。


>モエレ山につきましても、札幌市から確認をいただき
とありますが、札幌市は何を確認して報告したのでしょうか?


山に認定(地図に記載されること)して欲しい場合、
決まった様式の「申請書」みたいなものがあるのでしょうか?


地図に山名と共に、標高値が記載されるには、
50メートル以上の高さが必要との情報がありますが、正しいでしょうか?


私は「モエレ山」を下記のように、修飾しましたが正しいでしょうか?

[ 明らかに人為的に積み上げ、さらに完成前から
「山」と認定(地図に記載されること)される事を目標とした‘盛り上り’は、
「モエレ山」が史上初となります。
]


以上の4点、回答頂ければ幸いです。

 

‘さらに完成前から「山」と認定(地図に記載されること)される事を目標とした’
 の根拠として、下記の札幌市の議事録を参照しました。

平成13年第 4回定例会−12月05日-02号
大阪市の西南部にある天保山は,標高が4メートル50センチしかないにもかかわら
ず,2万5,000分の1の地図に表示されています。
イサム・ノグチのモエレ沼公園に対する思いと,東区における唯一の山が
正式に誕生し,認知され,モエレ沼公園の象徴となるよう,
このモエレ山の名称をガラスのピラミッドと同様に市民から募集し,正式に名づけ,
地図上に記載されるよう国土地理院に働きかけるべきと思いますがいかがか,
伺います。

HP
旅足

メール


帯広市
旅の足跡証明書普及会 本橋 りょう



2004年07月21日 回答受信

本橋 りょう 様

モエレ山についての質問につきまして回答致します。



質問:モエレ山につきましても、札幌市から確認をいただき
    とありますが、札幌市は何を確認して報告したのでしょうか?

回答:モエレ山の位置と名称を確認いただきました。



質問:山に認定(地図に記載されること)して欲しい場合、
    決まった様式の「申請書」みたいなものがあるのでしょうか?

回答:国土地理院が山と認定するものではなく、市町村から提出していただく
    地名の確認書を基に表示するかどうかの判断をします。



質問:地図に山名と共に、標高値が記載されるには、50メートル以上
    の高さが必要との情報がありますが、正しいでしょうか?

回答:1/2.5万の場合、50m以上という基準はありません。



質問:私は「モエレ山」を下記のように、修飾しましたが正しいでしょうか?
    [ 明らかに人為的に積み上げ、さらに完成前から「山」と認定(地図に
    記載されること)される事を目標とした‘盛り上り’は、「モエレ山」
    が史上初となります。
]

回答:国土地理院としては、情報を持っていませんので正しいかどうかの
    判断はできません。


                      測図部
以上です。
よろしくお願い致します。


国土交通省 国土地理院 
総務部 広報広聴室
** **
茨城県つくば市北郷1
ホームページ http://www.gsi.go.jp/


当HP管理人の感想

頂けた回答を見ると、世間一般の人は勘違いしているようだね(私だけ? (^_^;))
国土地理院が山と認定するという行為をするわけではなく、市町村から提出していただく地名の確認書を基に表示するかどうかの判断をするわけで、そこには山の‘お墨付き’を与えるという行為があるわけではないんだ  ね ^_^;

私の考え(思い過ごし?)も、根本から間違っていたらしい。

私はここまでです。さらに興味のおありの方は尋ねてみてはいかがでしょう。

国土交通省 国土地理院 総務部 広報広聴室 様
つまらん質問に回答をいただきありがとうございました。

 

ここまで来た?体験ブーム

博物館網走監獄が網走刑務所受刑者の食事を十一日、先着五十人に一食三百五十円で提供する。同刑務所の二カ月前の実際の昼食メニューだ。

                           参照記事 2004年7月7日付け北海道新聞


当HP管理人の感想

体験観光が脚光を浴びている。
十勝でも、カヌー、乗馬、パラグライダー、羊の毛刈り、牛の乳絞り、等々。そして、ついにこの異色の体験メニューが網走に登場した。一日だけの単発的イベントの要素が強いが、評判?がよければ継続されるかも。ちなみに、画像のメニューは、「ホッケの開き、フキと油揚げのいためもの、長イモの短冊切り、麦飯の四品」だそうだ。遠くない日に、一日刑務所宿泊体験ができるようになるかもしれないね。修学旅行に利用されれば、話題性もバツグン。

 

知床のブランド価値

来年の世界自然遺産への登録を目指す北海道・知床で、半島の南側の羅臼町と、北側の斜里町がそれぞれ「知床」を使った自治体名への変更を検討している。地元同士の名称の“取り合い”に発展する可能性が出てきた。

                           参照記事 2004年7月3日付け北海道新聞


当HP管理人の感想

‘金になる’と判れば、争いが起こるのは人類の共通項。
世界自然遺産に登録確実になった今、その地元、斜里町と羅臼町で‘知床’の争奪戦が行われようとしている。羅臼町はさらに中標津町との合併が決まっており、新しい新市名を全国に公募してその結果、「知床市」が最有力となっているという複雑な要素が絡んでいる。

しかし、ここに来て、‘知床’は聖域の地名になる流れが出てきて、恐らくその方向に進むと思われます。

ちなみに、新市名の公募には私も応募していて、「国後の見える市」を投稿したのだが、わずかでも採用の可能性が出てきたことは楽しみです。

 

ありがとう駅に見る愛称ブーム考

高知県東部の室戸岬手前まで延びる土佐くろしお鉄道(高知県中村市)に「ありがとう駅」が誕生し、同鉄道が駅の愛称として採用した。

                           参照記事 2004年6月25日付けサンケイ新聞


当HP管理人の感想

隣の駅名が「後免(ごめん)」駅なのでそれに掛けたのだろう。しかし、乗客の混乱を避けるため車内放送や切符の駅名表示は従来通り「後免町駅」とするが、駅前広場とホームには、「ありがとう駅」という標識を設置するというから、中途半端な感は否めない。

最近の愛称付けとしては
高知空港の愛称を坂本竜馬にちなんだ「高知龍馬空港」にした。
JR小樽駅に「4番裕次郎ホーム」が誕生し、四番線に「裕次郎ホーム」の愛称を付けた。
他に、商店街の通りの愛称を公募する動きが全国的に広がっています。

愛称を付けて、観光振興に役立てようという試みは今後も衰えそうにないが、当管理人在帯広市の愛国駅−幸福駅の伝説は、廃線後も衰える気配さえなく、その2匹目、3匹目のドジョウを狙うには愛称にも一工夫が求められているようです。ちなみに、「幸福街道」も愛称ブームに便乗したものであることは言うまでもありません。

 

静内町桜並木二十間道路

桜並木の所有権をめぐっては、道路管理者の町と、桜を植えた保存会で対立していて、過去には両者が民事訴訟で争ったこともあり、いづれも所有権を主張している。そんな中で今年も桜祭期間中に約20万人の観光客が訪れたと言う。

                           参照記事 2004年6月25日付け北海道新聞


当HP管理人の感想

あまりにも有名になってしまったせいなのか。
桜祭期間中も、売店の焼き物の臭いが、桜の鑑賞を台無しにしているとの苦情が寄せられているとの報道があったばかり。これほど、有名にならなければ、対立も起きなかっただろうし、桜も静かに人知れず花を咲かせていただろう。

こういう地域事情もあることを考慮して二十間桜を見つめれば、桜の色もあせて見えるのだろうか。

 

美瑛町のキャッチフレーズ「丘のまち びえい」について

「丘陵観光地として全国的に知られる上川管内美瑛町のキャッチフレーズ「丘のまち びえい」を、町内の農業法人が商標登録していた」ことが明らかとなり、町商工会の幹部は「特産品に使うだけではなく、丘のまちの文化をこれから生み出そうとしている時だけに、町にとって損失だ」と肩を落としている。

商標の権利はトウモロコシ、麦、野菜類など同農園の農産物三十二品目、さらに写真、印刷物、紙類など七十品目にも及ぶ商標を使える権利を得ている。

                            参照記事 2004年6月23日付け北海道新聞


当HP管理人の感想

なんだかねー (ーー;)
「丘のまち びえい」を個人のものにするのは、おかしいと思う。その人が創作して努力して広めたというのなら判るけど、便乗(と疑われるような)しての独占は気に入らないね。当事者は「事業とともに引き継いだキャッチフレーズを無断で使われたくなかったので登録した。使用者から料金を徴収するかどうかは決めていないが、美瑛の発展のためになるなら無料使用を認めることもありうる」と話しているようだが、気に入らないね。

こういうすでに認知されているフレーズを商標登録できる制度も大問題だ!

今後、各地の自治体も対応を迫られるかもしれませんね。

 

人工だけど立派な山に 札幌「モエレ山」地形図に登場 標高50メートル

札幌市が一九八二年から造成してきた東区のモエレ沼公園内の「モエレ山」が、目標の標高五○メートルに達し、このほど国土地理院の電子版地形図に記載された。今後発行される二万五千分の一の地形図にも記載される。

                            参照記事 2004年6月23日付け北海道新聞

「モエレ山」


当HP管理人の感想

まずは、↓このページの後半部をご覧ください
./benten.html

当HP管理者は、人為的な盛り上りは山として認定(地図に載ること)されないと思っていたのですが、「モエレ山」が認定されたことで、その考えを覆されてしまいました。

この辺の事情をただいま、国土地理院に問い合わせ中です。

ここで報告しますので、こうご期待下さい (^_^;)

ご報告します

 

 

ご覧頂きありがとうございました。何かのお役に立てれば幸いです。

旅の足跡証明書普及会 会長 本橋 りょう